ジャパンカップ使用構築―リザウルガ雨
ポケモン | わざ1 | わざ2 | わざ3 | わざ4 | もちもの | とくせい |
ボルトロス化身 | 10まんボルト | めざめるパワー氷 | あまごい | まもる | いのちのたま | いたずらごころ |
リザードン | ねっぷう | めざめるパワー地面 | おいかぜ | まもる | リザードナイトY | もうか/ひでり |
ウルガモス | オーバーヒート | むしのさざめき | めざめるパワー氷 | ギガドレイン | こだわりスカーフ | ほのおのからだ |
ギルガルド | シャドーボール | せいなるつるぎ | ワイドガード | キングシールド | たべのこし | バトルスイッチ |
トリトドン | だいちのちから | れいとうビーム | だくりゅう | まもる | オボンのみ | よびみず |
ランドロス霊獣 | じしん | いわなだれ | ばかぢから | とんぼがえり | とつげきチョッキ | いかく |
ジャパンカップ参加しました。
3月頭からリザドランを回していて本番もそのままいこうと思っていましたが、対策が進み、そのまま使うのでは厳しいと思い、ヒードランの枠を別の炎タイプにしてなんとかリザドラン対策から逃れられないかと思いました。
リザードン+ヒードランの組み合わせが非常に優秀でそれ以上の組み合わせは見つかりませんでしたが、代用できそうなポケモンにウルガモスを見つけました。
ウルガモスであればボルトロス+ランドロスの並びでも上からスカーフオーバーヒートを打てるので、対策してきたポケモンを返り討ちにできます。
後はそれに合わせて残りのポケモンを大幅に変えて完成しました。
リザードン
185-x-114-196-150-122
A177メガガルーラのすてみタックル耐え、C177ボルトロス化身のいのちのたま10まんボルト耐え、準速キリキザン抜き
非常に耐久に振ったリザードンです。
威嚇サポートなしでメガガルーラ前で突っ張ることが予想されるので、すてみタックルを耐える調整、電気タイプがいるだけでまもるを選ぶリザードンが受け身で嫌だったので、ここまで振ってボルトロスがいても気にせずねっぷうを選択できるようにしました。
遅くしたことで最速キノガッサに抜かれる点が問題でしたが、基本的にキノガッサがリザードンを抜いてる前提で動いてくることはなく、また眠らされてもキノガッサから有効打をもらわないので、寝てもそのままターンを稼げばいいという方針にしました。
かえんほうしゃとねっぷうの選択ですが、このパーティは役割外の炎技を半減するポケモンもごり押しすることが大事なので、ねっぷうのままです。
命中不安ではありますが、ジャパンカップ前の100戦でリザードンがねっぷうを一度も外さなかったので、信頼していました。
本番では外すことはあったもののねっぷう外しで負ける試合は一度も起きませんでした。
おいかぜは素早さ関係を逆転する技を使う場面が必要なときがあるので、入れています。
4倍弱点持ちのおいかぜではありますが、ギルガルドのワイドガードで守ったり、ウルガモスを盾に使うので、おいかぜが上手くいかなかったという試合もありませんでした。
ソーラービームは100戦やって1回使うかくらいなので、切りました。
その他パーティで絶対勝てないチョッキハリテヤマに対する打点としてエアスラッシュも考えましたが、数が多いヒードラン対策のめざめるパワー地面のままにしました。
ウルガモス
161-x-85-205-125-152
いじっぱりランドロス霊獣を抜く必要があるのと火力を落とすとメガガルーラ等が一撃で倒せなくなるので、CS振り。
重い一撃を与えることが大事なのでオーバーヒートがまず決まり、サザンドラとルンパッパに打点のあるむしのさざめきまではすんなり決まりました。
残りはピンポイント対策です。
ウルガモスはヒードランと違って豊富なサブ技で雨パーティにも初手からリザードンと共に選出できるポケモンなので、できる限り幅広いポケモンと相手ができるようにしたかったです。
メガボーマンダを落とすめざめるパワー氷とメガラグラージを落とすギガドレインを入れて対面で色々な相手と戦えるようにしました。
ニョロトノ+ルンパッパ相手でもリザードンが晴れにしてウルガモスがむしのさざめきをルンパッパに打ち、フリーなリザードンがおいかぜをしてウルガモスにねこだましが飛んできてもどんどん殴っていけるようにしました。
雨選出でないときはリザードン+ウルガモスの炎技が効果的なので、雨には強いポケモンだと思います。
ギルガルド
166-70-170-112-170-59
リザードン、ウルガモス共に岩4倍弱点でいわなだれから守る必要がありました。
ギルガルドを裏投げしてワイドガードで守ります。
多少HPが削られても有利なポケモンに押し負けないようにたべのこし。
せいなるつるぎですが、このパーティはリザードン、ウルガモス、ギルガルドとフェアリーに厚い構築なので、わざわざラスターカノンを入れてフェアリーの処理速度を上げる必要なないと思い、リザードン、ウルガモスが苦手なバンギラスを1撃で処理できるこの技にしました。
1回だけラスターカノンでフェアリーを処理したい場面がありましたが、それよりもバンギラスを倒す数のほうが多かったので、これで正解でした。
素早さが最遅+1なのはトリックルーム対策のポケモンでもあるのに同速のブルンゲルやポリゴン2にトリックルーム下で先に動いてしまって即倒されるというのを防ぐためです。
ランドロス霊獣
188-189-111-x-101-143
いかくサポートが欲しいのと相手のヒードラン、リザードン、ファイアローを処理するポケモンが欲しかったので、採用しました。
配分がめちゃくちゃですが元は1ランク上昇A194キリキザンのいのちのたまふいうち耐え、C178ニンフィアのいのちのたまハイパーボイス2発耐え、最速メガバンギラス抜きでした。
しかし最速ヒードランを抜けないことで苦しい展開になることが多かったので、HPから努力値を削り、そのまま素早さに当てました。
キリキザンのふいうちは変わらず耐えますし、天候技を絡めた高火力技も耐えるので、問題ありませんでした。
晴れねっぷうを耐える必要があるので、とつげきチョッキにしました。
パーティで唯一の物理ポケモンなので、だいちのちからではなくじしんです。
サザンドラが辛いのでばかぢから、相手の様子を見ながら交代したいときがあるので、とんぼがえりです。
ボルトロス化身
154-x-98-170-100-179
まだファイアローやリザードンを倒すポケモンが欲しいのと、ガブリアスを上から処理するポケモンが欲しかったので、ボルトロスを採用しました。
少しBに振っていますが、これはいかくをしていればA200マンムーのつららおとしを耐える調整です。
最悪マンムー前で動かす必要がありそうだったので、振りました。
晴れパなのにあまごいが入っていますが、ここまでで炎タイプ2体のようないかにも炎技が通らないパーティがどうしても対応できないので、雨乞いを入れて無力化します。
こちらの主力であるリザードンとウルガモスが投げられないときの苦肉の策です。
炎技が通らないパーティはボルトロスランドロスで投げると有利を取りやすく、トリトドンもいればメガ枠なしでも十分戦っていけました。
トリトドン
189-x-109-152-116-60
A197メガボーマンダのすてみタックル耐え、C194サザンドラのいのちのたまりゅうせいぐん耐え、無振りメガバシャーモをだいちのちからで確定1発。
ランドロスではクレセリア+ヒードランの並びが崩せないので、もう1体ヒードランに強いポケモンとしてトリトドンを採用しました。
パーティで一貫しがちな水技も通さないのが偉いです。
雨パーティのときのリザードンの逃げ先です。
仮に読まれてルンパッパにギガドレインを打たれても1ターン水技を凌いだことで勝てます。
遅いポケモンなので、雨滅びのようなパーティでも後発で出してほろびのうたを妨害できます。
じこさいせいで逃げる使い方が強いと思いますが、今回はリザドランのようなパーティも相手にしたいので、だくりゅうです。
あまごいが決まってトリトドンがだくりゅうを打てば大体相手は壊滅です。
しかしだくりゅうは命中不安でせっかくクレセリア+ヒードランの並びに打っても2連外しをしてトリトドン以外を処理されしまい、そのまま負けという試合もありました。
種族値が低いポケモンなので、外れが許されないのが辛いところです。
しかし無条件で厳しかった炎2体のパーティに勝ちを拾える可能性を残せたのは良かったです。
序盤もたつき、3日目で1689までこれて4日目ワンチャンが残ったと思ったのですが、4連敗してしまい、これで私のジャパンカップは終わりました。
今年は珍しく構築の大部分は大会1週間前には決まり、レートでも1700から11連勝してもしかしてこれはいけるのではと思っていましたが、4日目4連敗でどれも実力負けだったので、まだまだだったのだなと思いました。
次また大会があったとしてやるかはわかりませんが、やるとしたら今回の経験を生かしてまた上位を狙っていきたいです。